1. |
群盗史
03:08
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マジしょうもないので笑いたくない
大喜利程度にはクスリともしない
保障もないので払いたくない
リツイートばっかりはブロックしたい
人格に問題はあるだろう
でもどうせ皆病気なんだろ
「よし、頑張ろう」って思うことある?
思いたくもない 興味ないよな
日々吐き出す愚痴にはマスクの意味なく
コロナの感染を広める
些細な怒りは欲求となって
トイレットペーパーに向かってく
今やファンクは
怒りなどなく
日々の暮らしを詩的に語ってる
そこで「ファック」は
さした意味なく
他の言葉と一緒に転がる ンアー
何もしなくても褒められたいなら
ランサーズにでも依頼しろ
虚しくなるから期待しない
裏の裏まで読んで小狡く生きる
はぐらかしてきて誤魔化して
もう限界きたなら破壊しよう
頼りにならない正義感からは
はぐれてしまった僕たち
君の悩みを とても簡素に
噛み砕くなら 「市場原理」だ
もはや全ての 要因になり
特効薬も未だ見つからない
どんな怒りや 悲しみにさえ
ここじゃ値が付く バズるか否か
やるなら今か? 都市対田舎
おや、タイミングを間違えていたか?
信じたはずの 好きなものさえ
やがて汚され 色あせていく
映画化されて不安になるの
当たり前なの 狂ってるでしょ
youtubeでは
辛いラーメン
食べるサムネが無限に並んでる
そこで個性は
肉屋みたいに
グラムいくらで測られ売られる
自粛なんてもうしてらんないだろ
キレ散らかして悪いことしよう
ファックと思ったファックな時には
ファックと絶対口にする
買う金無くて死にたくなるなら
いっそのこと盗んでしまおう
自分が賢くなるためだったら
きっとちょっとは許されるだろう
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2. |
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潰されて ペラ紙になる
満員電車の真ん中で
停滞し 動けなくなる
首都高の知らん場所で
第一増えてくことには歯止めがないのに
減ることばかり恐れてる
起こってからでは止められないのに
戦闘機ばかり買う
被害者ぶるのが有り難いからか
自由を無料で明け渡している
動けないのが気持ちいいからさ
バンクシーみたく晒される
おしゃれぶってる
間抜けなんかは
何も気づかず
家に残る
会社を辞めて
貯金を崩す
街に火をつけ
ここを逃げ出そう
東京は最悪だ
本当は分かってんだろ?
愚鈍で 能天気に
熱中症 かかってんだろ?
ミスがバレ 燃える天井
開会式は中止だ
阿鼻叫喚 逃げ惑う人
そういうやつなら見たいよな?
大失敗 責任を問う
老人たちの口喧嘩
いつもどおり日本語じゃない
言い訳ばかりが紡がれる
巨大な力が止められなくなり
抑制を失っていく
間抜けが始めた戦争みたいに
苦労が二倍になる
ボランティアになりたいヤツと
友達なんのは無理だな
硬い椅子でケツを痛めて
豆粒みたいな走り見る
東京は最悪だ
本当は分かってんだろ?
愚鈍で 能天気に
熱中症 かかってんだろ?
潰されて ペラ紙になる
満員電車の真ん中で
停滞し 動けなくなる
首都高の知らん場所で
殺されて 意味もなく
損なわれ バカにされて
奪われて 消え去る前に
この街から逃げ出そうぜ
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3. |
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オンラインサロンをやめ
メルマガを解約し
月額制のサブスクから
足を洗い 毎日は
必要以上飲まず食わず
必要以上なにも見ずに
ただ大切なことだけを信じる
感じやすい僕たちは
すぐに怒り取り乱すし
泣きわめいて 一人きりに
なりたがるが かまわないで
分断する世界のなか
引き寄せ合う分子たちが
偶然に集まっただけ
それだけのことだろう
命がけの戦いも賭け事の対象さ
問題意識すらも消費される商品だ
賢くなるためにだって
愚かなままいるのにだって
資本主義は作用してる
(金持ちなら好きにやれる)
手に入れることで増えていく価値から
手放すことで逃げていけるなら
ここに歌を残すことで軽くなる身体
これは少数派のための分断のテーマだ
これ以上もう
払いたくない
払う気もない
払うべきものもない
払わなくていい
持ちたくはない
自由でいたい
社会から途切れたい
(これ以上もう)
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに
(これ以上もう)
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに
RSSリーダーをアンインストールして
情報を摂取したい欲からも逃げ切る
ニコ動やようつべの中毒から回復し
現実を流れる意味だけを見つける
同人誌書くのやめて
妄想から立ち直って
社交辞令みたいなリプの嵐を受け流して
コメ欄を閉鎖したら
リスト全部消し去る
最新の音楽を
追うことを諦める
速い遅い 現代的
「今の議論」 現在
移り変わる世界では
ついていくのしんどい
アップデート合戦の
行く末は一体
出来ない理解
気を持てしっかり
みんな決まりきったみたいに話すからいい子だ
こんな場所にはもういられないanymore
文化的であることすら
金があるかないかでしか
ないならもうそんなのはいいよな
これ以上もう
払いたくない
払う気もない
払うべきものもない
払わなくていい
持ちたくはない
自由でいたい
社会から途切れたい
(これ以上もう)
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに
(これ以上もう)
反乱は静かに
部屋の中で始まる
行動を伴わず
拒絶する静かに
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4. |
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
02:49
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生物であることが殊更に
我々を毎日傷つける
体調悪化を言い訳に
またやるはずだった事案を捨てる
ほんとうに申し訳がたたなくて
合わせる顔だってなくなって
それでも消費はやめられず
感情と祈りに逃げる
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
罪を分けんだ
連なってゆく
未来によって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
日々を逃げんだ
見損なわれた
痛みによって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
(明日 来月 来年 再来年
毎日 毎月 毎年 ずっと)
性別があることが暴走して
あいつらが散々つけあがってる
気圧の変動を言い訳に
むき出しの中指になる
薬の量だって足りなくて
精神状態も芳しくはなく
動物であることを忘れたいが
まだ人間にはなれない
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
罪を分けんだ
連なってきた
未来によって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
日々を逃げんだ
見損なわれた
痛みによって
𝕌𝕃𝕋ℝ𝔸ℍ𝔸ℝ𝔻𝔽𝕆ℝ𝕂
(明日 来月 来年 再来年
毎日 毎月 毎年 ずっと)
これからどうする?
2010年代の終焉が
我々の両肩にのしかかる
懐古趣味から抜け出せない
君たちの幸運を祈る!
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5. |
SOCIAL DIS
03:14
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SOS SOS
誰もが目を塞いじゃう映像です
共感メディアの成功例
集ヒスまがいの痛みも全肯定
敬語で一見丁寧な
童貞をこじらせた精霊が
頼みこむ言葉は命令だ
経験は語る 性善説の死
閲覧数を増やすならば
内面を殺すしかないなのら
過去切り捨てながら腐る身体
誰だ!俺のことを笑ったのは?
勝ったのは広告でござった
真っ赤なウソでも言っとけ待ったなし
バッタモンを売りつけちゃってからの
言い訳だけしとけばかっさらえる
繊細さが鈍化
せざるを得ぬ 現実の咎 は
簡単さに特化
していく ソーシャルメディア
ほんとにこんなの最低だ
マトモな人間どこいった
全員最低に
見えるがそこから人間関係だ
言葉は伝播し悪意になる
意識を支配しサブリミナル
現代世界の呪いには
属性から他人を嫌いになる
生まれる新たな罵倒語が
殺した数多のカトンボが
新たに抱いた覚悟が
錯誤し無差別全体攻撃
文化の貿易 そんなの正直
言うほど大したことない もうじき
そこらに溢れる乞食
なっちゃうしかない自暴自棄
リレーションシップを放棄
みんながこぞって演じるモンキー
緊張状態薄れる空気
共感のゆくえは狂気かつロンリー
清廉さが劣化
せざるを得ぬ ネットの欠陥 は
低俗さが絶賛
蔓延る 人気のYoutuber
ほんとにそんなの最低だ
マトモな人間はどこいった
人間不信に
陥る我らの人間関係は?
ごめんな
ごめんな みんな
ごめんなさい ごめんなみんな
みんな ごめんなさい みんな
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6. |
正気の個(fuck the world)
03:41
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もう個人主義は限界
軽薄な連帯
迫られる現在
の原罪を弁済
捨てられる携帯
必要となる英会 話
途切れたパイプライン
の断絶は超深い
ツイッターを退会 した
被害者の集会
大体 毎回
同じメンバーが再会
老人は徘徊
規範は瓦解
バカばっかり
がっかり
疲れたぜ
やっぱり
あんまり文句をいってもしゃあない
案外 丸くおさまるかもしんない
そうやって見ないふりをしてきた近代
我が世代の行方は狭くて暗い
ワイドショーで偉そうにしてる
お笑い芸人
平気で嘘ばっかついてる国会議員
インフルエンサーは
血液クレンジング
全員くたばれマジ
世界はやがて沈むのに
浮ついたままで生きるのか?
いま自分の持ち場を離れて
もう諦める 物を捨ててく
呼吸もいつか止まるのに
やり残したことはないよな?
さあ必要なだけ選ぶんだ
あとは捨ててく もう諦めろ!
地獄みたいな毎日で
足がもげたみたいなんだ
至極普通の感性が
病原菌ばら撒いてんだ
食べ物は高くなって財布も軽くなってんのに
なぜ一向に飛べずに地面を這ってんだ?
ブレーキを踏み違える
偉そうな年寄りたちから
若い人に押し付けられた
重すぎる責任は
二酸化炭素の増加に伴って
呼吸が苦しくなる世界のたとえみたいじゃん
間違いを正して
無駄があったら省いて
安物の組み合わせから
うまい食い物を見つけて
最低限に減らして
あんまり働かなくして
余裕を持っておいて
パスポートも取って
嫌いならほっとく
他人から距離をとる
評論家は無視して
情報を選別する
言い合いのさなかに手を取って逃げ出す
とにかく君だけは助ける
世界はやがて沈むのに
同じものをみて死んでいくのか?
いま自分の持ち場を離れて
また新しい 場所を見つける
呼吸はいずれ止まっても
きっと残せるものがあるんだ
さあ必要なだけ選んだら
あとは知らない 君を連れてく
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7. |
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君の玄関は見張られてる
生活は閉じ込められて
相互監視の目は光ってる
マスク二枚と引き換えになって
いま誰もがすぐに八つ当たりしたい
隙を見せたら袋叩きにしたい
自主的な検閲におまかせしたい
人が悪魔になってくこの時代
「そんなことしてる場合じゃない」
口出しする知らない人は
嗜虐心を満たしたがってる
正義感ほど良い娯楽はなく
みな同じ夢を信じてる ようでいて
ただ破滅へ向かってる
きっと傷は日増しに増えてく
この騒ぎが収まった後も
STILL SEPARATE
STILL UNEQUAL
STILL SEPARATE
STILL UNEQUAL
何も変わらず
不平等で
何もかもが
分断してる
だから 赤信号もときに渡ろうぜ
散歩に出かけ差別されようぜ
家で踊ってなんてられないぜ
千切れた糸を渡る
払い続けて借金まみれ
生きるだけでも金はかかる
叫びすぎて声も枯れている
それでも手足はやたらに藻掻く
きっと飢える者たちは苦しいままに
誰も信じれぬ絶望の中へ
善意を持った友人たちすらも
心配そうに顔を覗く
ときに弱音を吐きたくなるだろう
悔しさに涙も流すだろう
君が好きだったはずの音楽
そんな場合じゃなくなるぜどうやら
やがて目尻に皺が刻まれた
分厚いレンズの向こう側
震える手でノミを持ち
墓石にこう刻んだ
STILL SEPARATE
STILL UNEQUAL
STILL SEPARATE
STILL UNEQUAL
未だ変わらず
不平等で
何もかもが
分断してる
だから 赤信号もときに渡ろうぜ
散歩に出かけ差別されようぜ
家で踊ってなんてられないぜ
途切れた言葉に続く
君の玄関は見張られてる
生活は閉じ込められて
相互監視の目は光ってる
自己責任の名の下に
不平等で 絶望してる
声は枯れて 疲れたのか?
君の戦いははじまったばかりだ
STILL SEPARATE
STILL UNEQUAL
STILL SEPARATE
STILL UNEQUAL
未だ変わらず
不平等で
何もかもが
分断してる
だから 赤信号もときに渡ろうぜ
散歩に出かけ差別されようぜ
家で踊ってなんてられないぜ
飢えたる者たちは立つ
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